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前向きな気持ち忘れず 笑顔で現場へ 女優 三根梓さんインタビュー (1/4ページ)

2015.7.21 13:00

映画「海のふた」(豊島圭介監督)への出演を通して、自分の内面もまた一皮むけた三根梓(みね・あずさ)さん(テンカラット提供)

映画「海のふた」(豊島圭介監督)への出演を通して、自分の内面もまた一皮むけた三根梓(みね・あずさ)さん(テンカラット提供)【拡大】

 □映画「海のふた」

 目標を立てたらコツコツと努力を続け実現へと邁進(まいしん)していく頑張り屋だ。中学時代、映画館で「いま、会いにゆきます」(2004年、土井裕泰監督)を鑑賞した三根梓(みね・あずさ、23)は、感極まって人目をはばからず涙を流した後、「主演の竹内結子さんのように映画やドラマを見た人たちに感動を与えることができる仕事がしたい」と本気で考えるようになった。

 両親に自分の強い意志を伝え、承諾を得た後、まずは福岡県のモデル事務所に所属し、夢への地ならしを始めた。高校生となり東京へ活躍の場を広げたくなると、猛勉強をスタート。現役で早稲田大政治経済学部に合格を果たし、晴れて全国区の女優になるための“足場”をしっかりと固めた。

 「海のふた」出演 充実感と感動

 そんな三根が、2本目の映画出演作「海のふた」(豊島圭介監督)で舞台回しとなるキーパーソンを務め、顔にも心にも大きな傷を持った、複雑な過去に苦しむ少女-という難役に挑んだ。原作は、西伊豆の寂れた港町を舞台とする作家、よしもとばなな(50)の同名小説。

「はじめちゃんノート」で役作り

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