映画「海のふた」(豊島圭介監督)への出演を通して、自分の内面もまた一皮むけた三根梓(みね・あずさ)さん(テンカラット提供)【拡大】
《東京で舞台美術の仕事に取り組んでいたまり(菊池亜希子)は「私には向いていない」と見切りをつけ、故郷の西伊豆へ戻ってかき氷屋を立ち上げることに決めた。母親からは「友達の娘で、祖母を亡くしたばかりのはじめ(三根)の面倒を見てほしい」と頼まれたので、開店準備を手伝ってもらうことにしたが…》
すでに1度、映画で主演を張った経験があるとはいえ、劇場の大きなスクリーンで自分の出演作を鑑賞するのはさぞ爽快な気分だろう。三根は「合計2度、作品を見ましたが、最初は『映画が完成したんだ!』という充実感と感動が胸にぐっとくるばかりで、じっくりと冷静に鑑賞はできませんでした」と緊張の面持ちで振り返った。
「はじめちゃんノート」で役作り
役作りには最後まで苦しんだといっても過言ではなかったらしい。「原作と台本を何度も読み込みながら、『はじめちゃんノート』なるものを初めて作って、私が考えるはじめの性格、感じ方、考え方をどんどん書き込んでいったのです。