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本音で、戦争と敗戦と戦後を綴った日記 戦中派「山田風太郎」の不戦・焼け跡・闇市・動乱日記 松岡正剛 (5/5ページ)

2015.8.16 14:00

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 【KEY BOOK】「戦中派復興日記」(山田風太郎著/小学館文庫、788円)

 昭和26年と翌年の日記。風太郎は29歳。あいかわらず読書力はべらぼうだが、推理系がふえている。時に天皇にふれて、現天皇には「悪」がない、『白痴』のムイシュキンに似ているなどと大胆なことも書いている。乱歩の名状しがたい魅力にも憧れていた。それは文才からくるものではなく、人間的奇妙性からくると見抜いていた。しかし風太郎こそが“純粋奇人”だった。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛/SANKEI EXPRESS

 ■まつおか・せいごう 編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。工作舎のなかではいろいろな作家が流行った。山田風太郎もその一人だった。「千夜千冊」第303夜の尾佐竹猛著『下等百科辞典』、第929夜の村山知義著『忍びの者』、第989夜の半村良『産霊山秘録』でも少しだけふれている。

「松岡正剛千夜千冊」(http://1000ya.isis.ne.jp/

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