当初は地域の理解を得るのに苦労したという。だが地道な活動が実り、今では周囲に点在する集落や、地元の小中学校などからも参加者が増えた。
祭りは、前日から神司(かんつかさ)と呼ばれる世襲の女性が、一昼夜を通して御嶽(うたき)にて竜宮の神に航海安全、豊漁祈願の神事を行う。当日は船越屋漁港へ太平洋から船を担ぐ場面から始まる。
地元住民による踊りや伝統舞踊、八重山拳法なども披露される。海人(うみんちゅ)のみで行う競漕(きょうそう)に加え、観光客など一般の人が参加できる「体験ハーリー」もある。その中で、石垣島ならではのイセエビ汁そばや魚汁そばが配られる。濃厚なだし汁が麺に良く絡む、絶品の味わいだ。
閉会式の後には「二次会」が待っている。ビール、泡盛、ソフトドリンクにオードブルが振る舞われ、余興などで大いに盛り上がる。もちろんこれも無料と言う粋な計らいだ。