東日本大震災から4年半、地震発生時刻に合わせ、黙祷(もくとう)する人たち=2015年9月11日午後2時46分、岩手県上閉伊郡大槌町(共同)【拡大】
また、「復興に向けた国への注文」の自由記述では「復興交付金効果促進事業のさらなる使途の柔軟化」(仙台市・奥山恵美子市長)、「復興まで被災地に寄り添った対応を」(岩手県大船渡市・戸田公明市長)などの回答があった。
アンケートは7~8月、震災で津波被害や原発事故の影響を受けた42市町村にメールで送付し、全首長から回答を得た。宮城県の松島町と七ケ浜町は8月の町長選の結果、いずれも町長が交代。新町長の任期が9月11日からとなったため調査対象から外し、40首長で集計した。
≪「震災前より人口減」7割が予測≫
岩手、宮城、福島の40市町村長の回答を集計した産経新聞のアンケート結果を紹介する。
震災10年後の人口予測では、7割の28首長が震災前より減ると予測。増えると予測したのは「震災後、周辺市町の沿岸部から人口が流入した」という宮城県名取市のほか、仙台市、宮城県利府町、福島県新地町の4首長にとどまった。