国際便定期便数が5年間で1.5倍の265便に拡大した福岡空港=2014年12月10日、福岡県福岡市博多区(共同)【拡大】
静岡空港は、上海だけだった中国定期路線が武漢などにも広がった。東名高速道路が近いこともあり、東京だけでなく大阪や京都への移動が便利で「バスで移動する中国人ツアー客の利用が目立つ」(静岡県)。
新規就航路線は1年間着陸料を減免するなど、航空会社への支援策も奏功。県は「通過点」に終わらせないよう、世界遺産、富士山の地元であることもPRする。
新千歳空港の国際線定期便は、5年間でほぼ倍増。中国や韓国だけでなく、タイからも旅行者が訪れる。北海道は、道内を6ゾーンに分けた観光周遊ルートを設定。「韓国は温泉が人気」「オーストラリアは、スキー客の長期滞在が多い」など各国別に傾向を分析し、プロモーション活動を展開している。
道の担当者は「新千歳から入国し、函館などから帰国するといった周遊スタイルが定着し始めている」と手応えを語る。釧路や女満別空港にも国際線定期便を就航させ、道東への誘客も進めたい考えだ。
鹿児島空港も便数が増加し、13年度の営業損益は黒字だった。上海やソウルから近く「南九州の玄関口との位置付けになっている」(鹿児島県)。スポーツや文化面での人的交流に力を入れる。
一方、新潟空港はロシア路線などが減少。新潟県は、中国東北部からの誘客を図る方針だ。(SANKEI EXPRESS)