器は、マグカップぐらいの大きさがいいとか。大きすぎるとお湯割りの冷め方が早くなるそうだ。また、焼酎を先に入れてお湯割りを作ると、焼酎に急に熱が入るから、荒々しい味になるという。ただ、焼酎の楽しみ方は人それぞれ。おいしいものを食べながら、わいわい楽しく杯を重ねる…。やはり、そうなんだと、独りごちて、旅を終えた。(竹中岳彦/SANKEI EXPRESS)
■霧島酒造 宮崎県都城市下川東4の28の1。創業は1916(大正5)年5月で、来年100周年を迎える。工場見学の問い合わせ・申し込みは、霧の蔵ブルワリー(電)0986・21・8111(午前9時~午後5時)。
■宮崎県都城市 専業農家数は全国2位。畜産業も盛んで、「肉用牛(都城牛)」「豚」「鶏」は、市町村別産出額が全国一。「日本一の肉と焼酎」を掲げており、「ふるさと納税」の特典にも肉や焼酎を活用。これが注目を集め、今年9月現在のふるさと納税額は、これまでの約380倍、約16億7200万円に上る。地域活性化の一環として、《あなたの知らない都城は、あなたの好きな黒霧島の故郷です。》のキャッチコピーをポスターにして、今月から東京モノレールの中づりで掲出するなど、ユニークな取り組みにも力を入れている。