ホワイトハウスにヒスパニック系の子供たちを招き、上機嫌のバラク・オバマ米大統領(中央)。レガシー作りにこだわるオバマ氏だが、原点である「2つの戦争」終結をめぐるシナリオには狂いが生じている=2015年10月15日、米国・首都ワシントン(AP)【拡大】
アフガンへの米軍駐留延長について、米紙ウォールストリート・ジャーナルは10月16日付の社説で「5500人でタリバン、国際テロ組織アルカーイダ、イスラム国の兵士がアフガンの広大な土地を奪うのを防げるのか」と疑問を投げかけている。また、朝鮮戦争の休戦から62年を経てなお韓国に2万9000人規模の米軍部隊が駐留を続けていることが東アジアの繁栄につながっていると指摘。「アフガン人に不十分な支援しか与えないのであれば、次の大統領任期まで『終わりなき戦争』は続く」と予言している。
1年3カ月後にホワイトハウスを去るオバマ氏は、任期の8年間で世界をより安全にできたのかが問われることになる。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)