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【ミャンマー総選挙】スー・チー氏の野党優勢 「この日が来た」 自由と希望の一票 (2/5ページ)

2015.11.9 08:00

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏=2015年11月8日(ロイター)

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏=2015年11月8日(ロイター)【拡大】

 選管によると、人口約5100万人のうち有権者数は約3400万人。名前漏れなど有権者リストの不備が一部で明らかになったが、投票では大きな混乱はなかったもようだ。

 ミャンマーでは1962年のクーデターで軍人による独裁政権ができ、88年には別の軍事政権に移行。テイン・セイン政権も軍政の流れをくむ。NLDは「変革」を訴え、軍の政治支配からの脱却をうたっている。

 ≪「この日が来た」 自由と希望の一票≫

 総選挙は、軍主導の政権が長年続いたミャンマーで、歴史的な転換点となる可能性を秘める。民主化を訴えてきたアウン・サン・スー・チー氏率いる野党、国民民主連盟(NLD)が勝利し政権交代が実現すれば、ミャンマーの政治風景は大きく変わる。

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