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【ミャンマー総選挙】スー・チー氏の野党優勢 「この日が来た」 自由と希望の一票 (4/5ページ)

2015.11.9 08:00

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏=2015年11月8日(ロイター)

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで投票所を訪れたアウン・サン・スー・チー氏=2015年11月8日(ロイター)【拡大】

 一方、仏教徒が多い郊外のコームー地区。運転手のウ・ティン・ヌエさん(54)は与党、連邦団結発展党(USDP)の候補者に投票した理由について「USDPは安定をもたらしてくれる。仏教徒を保護する政策にも賛成できる」と語った。

 ヤンゴンでは多くの店舗が閉まり、普段は渋滞する幹線道路は閑散とした。投票のため、住民登録している故郷に帰った人も多いという。

 軍主導の転換点

 ミャンマーでは半世紀以上にわたって、国政は軍の強い影響下にあった。88年の民主化運動で表舞台に登場したスー・チー氏は、NLD書記長として90年の総選挙を迎えた。NLDが圧勝したが、軍政は結果を無視し、権力を移譲しなかった。スー・チー氏にとって、25年前に果たせなかった政権奪取のチャンスでもある。

ミャンマー総選挙とは

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