日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=2015年10月29日、千葉県内(野村成次撮影)【拡大】
また人は「坊さん憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」という言葉通り、嫌いな人のことはとことん嫌いになりますが「礼」の精神が育まれれば、嫌いな人にも必ず良い所があることに気づくようになります。「相手にも良い所あり」ととらえるようになれば、家族間や社会での人間関係も円満になっていくことでしょう。人間としての成長も人との和も「礼」を身につけるところから始まるものではないでしょうか。(尼僧 鈴木日宣(にっせん)/SANKEI EXPRESS)
■すずき・にっせん 1961(昭和36)年6月、東京都板橋区生まれ。音楽が好きで中学では吹奏楽部に入りクラリネットを担当。高校生の時、豊島区吹奏楽団に入団。音楽仲間とともに青春時代を過ごす。
7年間社会人を経験したあと内田日正氏を師として26歳で出家。日蓮宗系の尼僧となる。現在は千葉県にある寺院に在住し、人間界と自然界の間に身をおきながら修行中。