トルコのアンタルヤで開幕したG20サミットに参加し、記念撮影に収まる各国首脳=2015年11月15日(AP)【拡大】
会合は2日間の日程で開かれ、16日午後に議論を総括した首脳宣言を採択して閉幕する。
≪先進国と新興国に温度差 景気の足かせ懸念≫
パリ同時多発テロを受け、20カ国・地域(G20)の首脳は15日からの会合で、テロ資金根絶に向けた連携強化を再確認する。しかし、景気の足かせになりかねないテロの封じ込めは道半ばで、温度差もある。米国の利上げと中国経済の低迷による先行き不安も広がり、世界経済の視界は晴れない。
従来の対策では不十分
「テロとの戦いは全ての国の主要課題だ」。G20は9月に開いた財務相・中央銀行総裁会議で、資金源を断ち切る決意を表明した。テロ資金の提供者の処罰などを定めたテロ資金供与防止条約は180カ国以上が締結。国連は安全保障理事会でテロリストの資産凍結を決議している。