テロの生々しさを伝えるカフェの窓に残る弾痕や花をスマホで撮影する人。こうした画像や動画がSNSを通じて瞬く間に世界に広がった=2015年11月15日、フランス・首都パリ(AP)【拡大】
この機能を使うと、FBのネットワーク内でつながる友人らに通知される仕組みで、実に3億6000万人が友人らの安否情報を受け取るなど大きな成果を上げた。
FBの安否確認機能は2011年の東日本大震災で大津波による甚大な被害が出たことを機に、大規模な自然災害で利用者同士が無事を確認し合えるサービスとして開発された。
昨年10月のサービス開始以来、昨年12月にフィリピンを襲った台風ルビー(22号)や今年4月のネパール、10月のアフガニスタンの大地震など計5回の自然災害で利用された。
今回の同時多発テロは130人以上の死者が出るなど被害が甚大だったため、人的災害として初めてこのサービスを使えるようにした。