付近で撮影された映像には、けがを負ったまま逃走中に力尽き、路上で倒れた何人もの姿が写っていた。けがで動けなくなった知人らを引きずりながら逃げる観客も。
午後10時ごろ、容疑者らは逃げ遅れた観客を集め、人質に取って立てこもった。警官隊に包囲され、少しずつ追い詰められていく3人は、警察と電話で交渉を試みたが失敗。翌日午前0時半ごろ、ついに警官隊が突入した。2人が自爆、1人が射殺され、悪夢の夜はやっと終わった。
負傷者は約100人に及んだ。バンドメンバーらは脱出に成功し、ぎりぎりで難を逃れた。惨事の後、劇場の床には、助からなかった大勢の遺体が横たわり、至る所に血がこびりついていた。(共同/SANKEI EXPRESS)