記念撮影を終えたバラク・オバマ米大統領ら首脳=2015年11月19日、フィリピン・首都マニラ(ロイター)【拡大】
10月に交渉が大筋合意に達したTPPは、ほぼ全ての品目の関税を撤廃する内容で、12カ国で撤廃率が最低の日本でさえ95%に達した。関税だけでなく、知的財産や環境の保護、労働基準でも高い水準の規定を盛り込んだ。韓国は米国と既に高水準の自由貿易協定(FTA)を結んでいるため、TPP参加のハードルは低いとみられている。
一方、東南アジアでは知的財産や環境、労働面での基準が甘い国が多く、タイのソムキット副首相はTPPに「関心を持っている」としながらも「国内にさまざまな問題を抱えている」として、早期の参加は難しいとの見方を示している。
インドネシアのジョコ大統領は10月下旬にオバマ氏と会談し、TPPに参加する意向を表明したが、レンボン貿易相は「TPPの長所と短所を精査して最終決定するまでには、2、3年はかかるだろう」と話す。(共同/SANKEI EXPRESS)