サイトマップ RSS

文字と想像力のタッグは、実に強力 乾ルカ (1/5ページ)

2015.12.3 14:30

時計台と鮭があしらわれた札幌ご当地デザインのマンホール。ついに20センチほど積雪したので、見えなくなってしまいました=2015年9月16日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)

時計台と鮭があしらわれた札幌ご当地デザインのマンホール。ついに20センチほど積雪したので、見えなくなってしまいました=2015年9月16日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)【拡大】

  • スリッパを見ると攻撃せずにはいられない乾家の愛犬・まるが札幌の四季をお伝えします=2015年11月23日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)
  • 「旅行者の朝食」(米原万里著/文春文庫、500円+税、提供写真)
  • 作家の乾ルカさん。父親を見送って、作家としても心境の変化が生まれた。「今まで死者の思いを書いてきましたが、残された人間の『悔い』を書きたいですね」=2015年6月9日(塩塚夢撮影)

 【本の話をしよう】

 前回『飯テロ』と本について少し書きましたが、内容がたまらなく美味しそうという理由で、初読時から忘れられず、今も折に触れ読み返してしまう本に『旅行者の朝食』(米原万里著)があります。

 ロシア語通訳者だった米原さんのエッセーを読むと、その博識ぶりに驚かされます。翻訳とは異なり、通訳はその場での勝負。通訳者として依頼を受ける分野も多岐にわたります。辞書を引く間はありません。通訳できなくて黙りこくるというのは許されないのです。当然その会合に使われるだろう専門用語の予習は必須ですし、そうでなくとも、常日頃からいろいろな知識をインプットしていらしたのだろうなと思います。

 そんな米原さんの食べ物分野の知識と、食をこよなく愛する彼女自身のエピソード満載の本書は、まさにためになっておなかもすくという、愛すべき罪深い本なのです。

好奇心かきたてる蜜飴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ