「私は戦争を体験しています。本当にひどいものでした。厳しい抑圧を目の当たりにしてきました。しかし、私がラッキーだったと思うのは、いい時代に大人になったことです。しかもニューヨークでしたので、2つの意味でアメリカに対していろいろな思いがあります。1950~60年代のニューヨークは、アメリカの前衛芸術の黄金時代の中心地でした。町が学校のような雰囲気を持っていました。マディソン・スクエアガーデン、五番街、新しいファッションのウインドーと同じような画廊を見て歩くだけで楽しくエキサイティングでした。ヨーロッパからシュトックハウゼンが来て、アメリカの作曲家も豊かな作品を作っていた時代でした。私が今日まで作曲をやってこられたのは、そのおかげです」