授与されたノーベル賞のメダルを披露する梶田隆章(たかあき)・東大宇宙線研究所長(左)と、大村智(さとし)・北里大特別栄誉教授=2015年12月10日、スウェーデン・首都ストックホルム(ロイター)【拡大】
ノーベル賞の授賞式が10日夕(日本時間11日未明)、ストックホルムで開かれ、医学・生理学賞の大村智(さとし)・北里大特別栄誉教授(80)と物理学賞の梶田隆章(たかあき)・東大宇宙線研究所長(56)にスウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと賞状が授与された。
大村さんは授賞式後「言葉も出ないくらい感動した。緊張した」、梶田さんは「無事に終わってよかった。緊張は全然しなかった。楽しめました」と話した。
式典は市内のコンサートホールで開催。物理学賞、医学・生理学賞の順に授賞理由が読み上げられ、ファンファーレが鳴り響く中、舞台の上で梶田さんと大村さんにメダルと賞状が授与された。
終了後、2人は国王らとの晩餐(ばんさん)会に出席。市庁舎の「青の広間」に、えんび服やロングドレスで正装した約1300人が一堂に会した。
大村さんは着物姿の長女、育代さん(43)とともに2階のテラスから中央の大階段を下りて入場。授賞式の緊張から解かれた様子で、隣席の王族らとグラスを合わせていた。大村さんは、亡き妻に「いい式典だったよと(報告したい)」、育代さんは「(父は)立派でした。(墓前に)取りましたよって報告します」と話した。