授与されたノーベル賞のメダルを披露する梶田隆章(たかあき)・東大宇宙線研究所長(左)と、大村智(さとし)・北里大特別栄誉教授=2015年12月10日、スウェーデン・首都ストックホルム(ロイター)【拡大】
カール16世グスタフ国王に伴われ、貴賓の先頭に立ったのは梶田さんの妻、美智子さん。クリーム色の上品な着物に身を包み、緊張した様子だったが、国王と並んで座った後は談笑を始めた。
梶田さんは照れたような表情も見せたが、気さくなソフィア王女と「世間話」が弾み、にこやかにうなずく姿も。酒には手を付けなかったが、ヒラメとホタテの前菜を堪能。ホテルに戻った際には、充実感に満ちた表情で「ほっとした」と吐露。「予想以上に素晴らしかった」と振り返った。
大村さんは、長女の育代さん、ロベーン首相のウッラ夫人(64)と3人で並んで登場。胸には妻、文子さんの遺影も忍ばせた。
硬かった表情は、花飾りであふれる食卓に着いた後、和らいだ。約260人の給仕が運ぶ趣向を凝らした料理に「全て」が良かったと感激し、ウッラ夫人らと楽しそうに会話していた。
会場を後にした梶田さんと大村さんは、待ち構えた日本の報道陣に研究仲間への感謝の意を強調した。(共同/SANKEI EXPRESS)