口コミが最も効果的
「日本で買い物をする際、どのような情報を参考にしていますか?」という質問には、「インターネット」が86.8%と最多で、次いで「家族や友人の薦め」が68.4%。中国の成都から訪れた20代の女性は、「旅行中はネットに書かれたレビューをいちばんの参考にしている」と話しており、“口コミ”が最も効果的な宣伝手段であることがうかがえる。
このほか、「日本のサービスについてどう思いますか?」という問いに対しては、「とても満足」が57.9%、「満足」が33.3%を占め、9割以上が日本の“おもてなし”を評価していることが分かった。
訪日回数を聞いたところ、「1回」が37.7%と最多だったが、「2~5回」が22.8%、「5回以上」も21.9%を占め、何度も訪日するリピーターが多いことが分かった。
「東京五輪開催時、日本を訪れたいと思いますか?」という質問には、「思う」(84.2%)が「思わない」(15.8%)を大きく上回っており、訪日客がピークを迎える東京五輪に照準を合わせた日本製品の積極的なピーアールの必要性を浮き彫りにした。(今週のリポーター:昭和女子大学 有志学生記者/SANKEI EXPRESS)