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多様な掛け合わせが生む面白さ 「18th DOMANI・明日展」 (2/5ページ)

2015.12.21 11:00

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)【拡大】

  • 田村友一郎「六本木心中」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 木島孝文「Citrus“Paraiso”」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 風間サチコ「帰り船(黒い座礁)」(右)と「帰り船(白い未来)」(左)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 松岡圭介「a_tree_man」(2011年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

 120センチ幅の織機で一枚一枚織った40センチ幅の織物を9枚つなぎ合わせている。糸の材料は和紙だったり、庭木をくくるシュロ縄だったり。別な作品では網戸の網や金属線まで使っている。

 フランスでタペストリー伝統のゴブラン織りなどを学んだ野田さん。一番感じた違いは、「誰一人、同じ作品がない。その個性の強さ。(芸術の)伝統が長い分、それを破壊しようというエネルギーがすごく、まず、自分の世界を築くことが第一歩。それからどれだけ人を引きつけられるかだった」という。

 会場の一角に、スギの木が6本立っている。その枝に架けられているのは、いくつもの「スカジャン」。スカジャンとは、1950年代に横須賀米軍基地に駐留していた米兵が、テーラーに注文して、ワシや虎、龍などを刺繍(ししゅう)させてお土産にしたジャンパーだ。

 作品名は「六本木心中」。作者の田村友一郎さん(1977年~)によれば、スギの木は国立新美術館のある住所、六本木にひっかけ、アン・ルイスのヒット曲「六本木心中」(1984年)にもたとえて、「日本」と「アメリカ」が“心中”するイメージを連想させている。

心象風景を反映

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