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多様な掛け合わせが生む面白さ 「18th DOMANI・明日展」 (3/5ページ)

2015.12.21 11:00

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)【拡大】

  • 田村友一郎「六本木心中」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 木島孝文「Citrus“Paraiso”」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 風間サチコ「帰り船(黒い座礁)」(右)と「帰り船(白い未来)」(左)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 松岡圭介「a_tree_man」(2011年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

 スカジャンにはアメリカ本国からハワイ-東京-福岡-ソウルの航空ルートを描いたものもある。思えば、1950年に始まった朝鮮戦争に、日本駐留の米兵の多くが派兵させられたため、日本の治安を守る「警察予備隊」(現在の自衛隊)がつくられた。

 今回はオリジナルのスカジャンとして、六本木ヒルズのビルが炎上しているものも展示。9・11米中枢同時テロを思わせる悪い冗談のようだが、こうしたテロが日本では起きないとだれが言えるだろうか?

 心象風景を反映

 ベルリンとロンドンで学んだ田村さんが目指すのは「この空間で何ができるか。パフォーマティブな作品を心掛けている」という。

 木島孝文さん(1974年~)の作品「“Citrus”Paraiso」は縦横約8メートルの超大作。37枚のパネルに分けて制作し、展覧会で初めて組み合わせた。もともとは日本画畑だが、使っている画材はセメント、タイル、鉄、しっくい、胡粉(ごふん)、金箔(きんぱく)…。それらが調和して重厚さが増している。

「帰り船(黒い座礁)」と「帰り船(白い未来)」

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