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多様な掛け合わせが生む面白さ 「18th DOMANI・明日展」 (4/5ページ)

2015.12.21 11:00

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

野田睦美「自らを洲とし」2009年(医療法人_恕泉会蔵)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)【拡大】

  • 田村友一郎「六本木心中」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 木島孝文「Citrus“Paraiso”」(2015年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 風間サチコ「帰り船(黒い座礁)」(右)と「帰り船(白い未来)」(左)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 松岡圭介「a_tree_man」(2011年)=2015年12月11日、東京都港区(原圭介撮影)

 題名のシトラス・パライソとは「オレンジの楽園」。世界の神話などに登場するヘビ、ヤギ、ライオンなどの動物を雄雌一匹(頭)ずつ描いた。研修で訪れたブラジルの人々の「陽気で、なにごとも深刻に考えない国民性に触れ、気持ちが少し楽になった」という。

 ゲスト参加した風間サチコさん(1972年~)の木版画も面白い。「帰り船(黒い座礁)」と「帰り船(白い未来)」は、実は同じ版木でできている。「黒い座礁」の版木を彫り進めることで「白い未来」にした。「黒い-」に描かれている船は原子力船「むつ」であり、「白い-」の船は、原子炉を取り除かれて生まれ変わった環境観測船「みらい」なのである。風間さんは、高度成長時代や日中戦争、現代の社会問題などを、かつての漫画雑誌「ガロ」(1964~2002年ごろ)風のタッチに、ユーモアと皮肉を交えながら描く。

ガイド:「18th DOMANI・明日展」

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