【牧野直子の健康ごはん】
今日はクリスマスイブですね。今回は、まだ、今晩のメニューが決まっていない人や年末年始の華やかなメニューを探していらっしゃる人におすすめのレシピの紹介です。
どちらのレシピも果物を使っていますが、リンゴ(種類によりますが)も国産キウイも10~3月が旬。リンゴにはリンゴ酸、クエン酸などの有機酸が含まれ、疲労の原因になる乳酸を分解する働きがあり、疲労回復に効果があります。また、ペクチンという食物繊維が多く、整腸作用も期待できます。おなかが緩いときにも、便秘気味のときにも働きます。
キウイはビタミンCと食物繊維が豊富。大きめのキウイ1個(正味100グラム)には約70ミリグラムのビタミンCが含まれます。これは1日に必要なビタミンCの70%にあたります。ビタミンCは美肌にも働きますが、風邪などのウイルスから体を守る働きもあるので、この時期にはおすすめの果物といえます。また、アクチニジンというタンパク質分解酵素があるので、すりおろしたり薄切りにしたキウイで肉や魚をマリネすると軟らかくなりますし、消化を助けます。そのほか、若返りのビタミンといわれるビタミンEも豊富です。