女子ショートプログラム(SP)でジャンプする宮原知子(さとこ)=2015年12月26日、北海道札幌市南区の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(共同)【拡大】
演技冒頭、ルッツ-トーループの2連続3回転ジャンプで1点以上の加点を引き出した。シーズン序盤で波のあったルッツも、徹底的な練習で精度を高めてきた。「(踏み切りで)エッジを意識しすぎず、何度も跳んだ。いまは大きな失敗はしない自信がある」と胸を張る。宝塚歌劇団出身者に指導を仰いで磨いた表現力で、演技点でも浅田を上回った。
2連覇へ、2位本郷に5点近い差をつけた。それでも「前回優勝したことは本番も練習のときも頭にない。練習してきたことを出し切るだけ」と自分の演技に集中する。フリーは「初恋」をテーマに、柔らかな旋律で舞う。浅田が復帰した全日本で、真のエースへ。「自分の世界観をつくり出して、会場全体を自分の世界にできるようにしたい」。落ち着いた口調に自信とプライドをにじませた。(SANKEI EXPRESS)