日経平均株価の終値を示すボード。戦後の取引が開始されて以降、大発会から6営業日続落は初めて=2016年1月12日、東京都内(宮崎瑞穂撮影)【拡大】
12日の上海株式市場は、前日の終値を挟んで終日もみ合う展開となり、前日終値比0.2%高の3022.86で取引を終えた。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪支えきれぬ日銀 「官製相場」に限界≫
東京株の下落が止まらない。中国の人民元安をきっかけとして各国の投資家に不安が広がり、原油などのリスク資産から円や日本国債といった安全資産へ資金を移す動きが加速。東京市場では公的年金や日銀による買い支えの効果も乏しく「官製相場」の限界を露呈した。
ショック再来に恐れ
「多くの家庭にとって資産を米ドルに換える必要はない」。中国の国営通信、新華社は10日付の記事で、米ドル建ての金融商品の収益率は低く、元建ての方が有利だと強調した。
中国経済の先行き不安から、国民の間で資産を外貨に換える動きが拡大。国営メディアによる今回の呼び掛けは、当局の焦りを浮き彫りにした。