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【高校ラグビー】決勝 原石たちの輝き 勝負はこれから (2/5ページ)

2016.1.13 08:30

決勝前半29分、東海大仰星(ぎょうせい)の主将真野泰地(まの・たいち)が突進に次ぐ突進でトライを挙げた=2016年1月11日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(山下香撮影)

決勝前半29分、東海大仰星(ぎょうせい)の主将真野泰地(まの・たいち)が突進に次ぐ突進でトライを挙げた=2016年1月11日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(山下香撮影)【拡大】

  • 常翔学園-天理戦に詰め掛けた大勢の観客は、トラック上にもあふれた=2015年12月30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(共同)
  • 東海大仰星(ぎょうせい)-桐蔭学園の決勝もごらんの超満員=2016年1月11日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(甘利慈撮影)
  • 天理のウイング、小川大地(だいち)の決勝トライ。ファンの中にダイブするかのようだった=2015年12月30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(甘利慈撮影)
  • 決勝前半、桐蔭学園の斉藤大朗がトライを決めた=2016年1月11日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(甘利慈撮影)

 12-17とリードされた前半29分の同点トライは、彼の真骨頂だろう。敵陣ラックからパスを受けると、両脚にタックルを受けながら前進を止めず、横からきた2人のタックルをかわし、正面の2人の間を割ってインゴールに倒れ込んだ。ゴールも決まって逆転。優勝をぐいと自軍に近づけるプレーだった。3年生の真野は東海大に進む。前日10日の大学ラグビー決勝で帝京に迫った東海大は、楽しみな新人を迎えることになる。

 敗れた桐蔭学園で目立ったのは、2年生のセンター、斉藤大朗(ひろあき)だった。決して快足を飛ばして相手を振り切るわけではない。だが、斉藤がボールを持つと、相手が止まっているかのように見える。相手の逆を取り、自ら空間を作り出し、無人の地を行くように。

 かつて実力、人気とも最高だったセンターの先輩、平尾誠二が相手を抜くコツを「全力で走らないこと」と話していたことを思い出させる。来年も斉藤の「怪走」を花園で見たい。

 だがここはまだ、スタートラインにすぎない。例に挙げた小倉は高校サッカーで帝京高校と同時優勝を飾ったが、その後のサッカー人生では故障に苦しめられた。松井は高校の頂点に立つことができなかったが、日米でアーチをかけ続けた。

ライン際まで観客 伝説の試合再来

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