原油安を受け、安値が続く東京都内のガソリンスタンドの価格表示=2016年1月13日午後(共同)【拡大】
「見通しに懸念」
年明け早々の世界的な株安は、原油安進行で産油国が財政難に陥り、株式市場から資金を引き揚げるとの懸念や、世界経済が不安定になるとの思惑が広がり、投資家が株式から円などの安全資産に資金を移したことが一因とされる。
「世界的な金融緩和であふれたマネーによる資産価格の押し上げは限界を迎えた」(外資系証券アナリスト)との見方が強く、原油価格は1バレル=20ドル前後まで低下するとの予想もある。原油安を背景に円高株安が進めば、幅広い企業の業績悪化を招く恐れがある。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官(67)は13日の記者会見で、原油安は日本経済にとってプラスとしつつ「世界経済の見通しに懸念が生じているのも事実だ」と警戒感も示した。(SANKEI EXPRESS)