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強権続くエジプト デモから5年、遠い「春」 (1/3ページ)

2016.1.25 07:30

1月21日、エジプト・首都カイロ近郊の爆発現場付近で治安部隊に拘束される男性=2016年(ロイター=共同)

1月21日、エジプト・首都カイロ近郊の爆発現場付近で治安部隊に拘束される男性=2016年(ロイター=共同)【拡大】

  • エジプト・首都カイロでキリスト教の一派、コプト教のクリスマスイブのミサ会場を訪れたアブデルファッターフ・シーシー大統領(中央)=2016年1月6日(ロイター=共同)

 2011年のエジプト革命で、ムバラク独裁政権を崩壊に追い込んだ大規模デモが始まってから25日で5年。軍司令官出身のシーシー大統領は、ムバラク元大統領の慎重な政治手法と一線を画し、露骨な強権体制を固める。敵対するイスラム組織、ムスリム同胞団の一掃作戦はヤマ場を越え、表向きの安定を取り戻しつつあるが、弾圧の矛先は民主化運動全般に拡大している。

 独裁「ムバラク以上」

 「刑務所の生活は最悪だった。詰め込まれた雑居房は、汚いトイレと粗末な暖房があるだけ。看守に毎日、警棒や水道のホースでぶたれるんだ」

 北部アレクサンドリアの古い雑居ビル。パソコンソフト販売店で働く活動家のムハンマド・ホスニさん(38)は、デモ規制法違反に問われて服役した1年間をこう振り返った。昨年9月の大統領恩赦で釈放されたが、今も「悪夢」を思い出す。

 デモ規制法は、革命を生んだデモを許可制にした、いわくつきの法律だ。軍事クーデターで、同胞団政権を追放したシーシー氏主導の暫定政権が13年11月に施行した。ホスニさんは、軍の権限強化に反対する若者グループのデモに参加、施行2日後に逮捕された。

急進派、IS合流も

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