大規模開発に海外投資を呼び込むのがシーシー政権の政策で、治安の安定は経済面からも重要。ロシア機墜落は、基幹産業の観光にも打撃を与え、政権に冷や水を浴びせた。
低迷経済で不満蓄積
長引く混乱に疲弊した多くの国民が、強い指導者を必要としたのは事実だ。革命は「パンと自由と社会正義」を掲げたが、ホスニさんは「パンを得るために、みんな少しずつ夢を諦めてしまった」と悔やむ。
革命以来の経済低迷は深刻だ。物価高が貧困層の「パン」を直撃する。ホスニさんは「恩赦をくれたシーシーには感謝する」と断った上で「貧困層の不満が爆発すれば、エジプトは大混乱に陥るかもしれない」と表情を曇らせた。(共同/SANKEI EXPRESS)