ロシア正教のクリスマス(降誕祭)イブに当たる1月6日、首都モスクワの北西170キロにあるボルガ川に面した都市、トベリの教会でキャンドルに火を灯すウラジーミル・プーチン露大統領。国民の多くがプーチン氏の対外政策を支持してきたが、経済苦境がさらに続けば、我慢にも限界がある=2016年、ロシア(ロイター)【拡大】
【国際情勢分析】
ロシアの独立系調査機関レバダ・センターは昨年末、「2015年の重大出来事は何か」とロシア国民に聞いた世論調査の内容を発表した。結果は、欧米諸国とは一線を画し、独自色を強めるプーチン政権のプロパガンダ(政治宣伝)報道やそうした欧米との対立軸が色濃く反映されたものとなった。
レバダ・センターは昨年12月中旬、ロシア全土の1600人に対して、あらかじめ用意した40の項目から15年に最も重要だった出来事は何かを聞いた。回答者には複数の項目を選ぶことが認められたが、多くとも6項目までとの制限がつけられた。
トップ10は以下の通り。
1位 エジプト・シナイ半島でロシア旅客機が撃墜されたテロ事件
回答者の39%が「最重要」と選択(以下同じ)
2位 トルコ機によるロシア機撃墜 34%
3位 年初のロシア通貨ルーブルの大幅下落 29%
4位 ロシア軍によるシリア空爆 28%
5位 赤の広場での戦勝70年記念パレード 27%