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【国際政治経済学入門】古都マラッカで高まる若者の反中国 (1/4ページ)

2016.1.27 09:00

マラッカ海峡に沈む夕日を遮るようにそびえる建設中の中国人目当ての巨大マンション=2016年1月8日、マレーシア・マラッカ(田村秀男撮影)

マラッカ海峡に沈む夕日を遮るようにそびえる建設中の中国人目当ての巨大マンション=2016年1月8日、マレーシア・マラッカ(田村秀男撮影)【拡大】

 今年の年始は、マレーシアのユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産の古都、マラッカに足を運んでみた。15世紀前半、中国本土からアラビア半島までの大航海を7度も敢行した鄭和率いる大艦隊が東南アジアでの母港として以来、華僑の町として栄えてきた。ポルトガルが支配した16世紀にはイエズス会のフランシスコ・ザビエルが東南アジアでのカトリック布教の拠点としたのもマラッカだ。

 「埋め立ては軍港のため?」

 華僑街は世界の他のどのチャイナタウンよりも風格を漂わせる旧商家が軒を連ねている。唐様式をベースに南欧風のアレンジを加えている。ザビエルゆかりの聖堂跡や鄭和博物館などまさに歴史満載だ。

 夕方は、作家の沢木耕太郎さんが激賞したというマラッカ海峡の夕日を眺めることにしようと、汗だくになりながら防波堤まで歩いたが、海面ははるかかなたである。中国資本などによって大掛かりな海の埋め立て工事が進んでいるからだ。やっとたどり着いた浜辺では、夕日が建造中の巨大なリゾートマンション兼ショッピングセンターに遮られている。デベロッパーはシンガポール資本だが、買い手として見込むのは主に中国本土客という。

中国企業が大型投資する計画が具体化

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