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【ラグビー】トップリーグ パナソニック3連覇 劇的ノーサイド 戦士の涙と抱擁 (3/4ページ)

2016.1.27 11:30

勝って泣く田中史朗(ふみあき)を、敗れた大野均(ひとし)が抱く。大野の左手は田中の頭に、田中の左手は大野の腰に。2人の右手は腹の前で、がっしりと握り合わされていた=2016年1月24日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(共同)

勝って泣く田中史朗(ふみあき)を、敗れた大野均(ひとし)が抱く。大野の左手は田中の頭に、田中の左手は大野の腰に。2人の右手は腹の前で、がっしりと握り合わされていた=2016年1月24日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(共同)【拡大】

  • リーチマイケルの突進を必死に止める堀江翔太。これを追う田中史朗(ふみあき)、稲垣啓太。日本代表戦修羅の攻防、昨日の友は今日の好敵手だ=2016年1月24日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(山田俊介撮影)
  • W杯で幕を開けたシーズンは、パナソニックの優勝で幕を閉じる。両方の立役者の堀江翔太は左端に、田中史朗(ふみあき)は右端に。皆で勝ち取った栄誉なのだという意思表示とも読み取れる=2016年1月24日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(塩浦孝明撮影)
  • トップリーグの決勝、3位決定戦が行われた秩父宮ラグビー場のスタンドは満員のラグビーファンで埋まった=2016年1月24日、東京都港区(塩浦孝明撮影)
  • 3位決定戦では五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)が正確なキックをみせた=2016年1月24日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(塩浦孝明撮影)

 バーンズに抱かれたステインの目から、涙が流れていた。南アで「モンスター」と呼ばれた男の涙が、彼らの「本気」を物語っていた。

 ≪意地と意地 世界クラスの激突≫

 国内で、これほどの死闘が演じられ、これを見ることができる幸せを思う。だからこその満員のスタンドだったのだろう。

 パナソニックと東芝の間で争われたトップリーグの決勝戦は試合開始から両チームの意地が激しく交錯した。開始早々、パナのセンター、JP・ピーターセンのジャージーが大きく裂けた。あれがその序章だったろう。W杯の南ア戦で日本が劇的逆転トライを決めた際、最後までタッチに押し出そうと食らい下がったのが、ピーターセンだった。

 パナが先制すれば東芝は日本代表主将、リーチマイケルが堀江をなぎ倒すようにトライを奪い返す。さらにバックス参加のモールで東芝が逆転。パナも児玉健太郎のトライで追いすがるが、これはビデオ判定によってリーチ起死回生のタックルで児玉のスパイクがタッチラインに触れていることが判明し、トライキャンセルに。それでもパナは田中-堀江の日本代表ラインでゴール中央を破り同点。さらに後半、田中がステップを踏んで集団を抜け出すとパスを受けた堀江が倒れながらピーターセンにつなぎ、突き放した。

3位決定戦 五郎丸歩、3本のキックを成功

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