【牧野直子の健康ごはん】
昨日は節分。豆まきをされましたか? 節分の豆は煎った大豆です。では、大豆や大豆製品を皆さんはどのくらいの頻度で食べていますか?
大豆は「畑の肉」と言われますが植物性タンパク質の中でも良質です。タンパク質の質を評価するのにアミノ酸スコアというものがあります。このスコアは100が満点。人間の体が必要とするタンパク質を効率よく取れるものがハイスコアになります。
肉や魚、卵などの動物性タンパク質は100に対し、大豆は植物性ながら86と優秀です。現在、日本人の食生活は動物性食品の摂取量が増えていることから、動物性脂質の取り過ぎから肥満や脂質異常症などが増えています。その予防や改善に、大豆や大豆製品が欠かせません。
大豆や納豆は種皮がついていることで、肉や魚には期待できない食物繊維を取ることができます。食物繊維は胃や腸で膨らむことで満腹感が得られ、食べすぎを防いで減量をサポートします。また、腸で余分な脂質や糖質、塩分などを吸着して便として排泄(はいせつ)することで、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしにくくする働きも期待できます。また、食後の血糖の上昇を緩やかにして、糖尿病の予防、改善にも役立ちます。大豆や大豆製品は肉にはないカルシウムが豊富です。水煮大豆は同量の牛乳とほぼ同じくらいのカルシウムが含まれます。