両党が合流した場合、衆院で93人(副議長含む)となる。参院は民主党59人(副議長含む)に対し、維新は5人で、全員が旧結いの党(みんなの党)出身。5人は国会法の規定で吸収合併方式では新党に参加できない。いったん無所属として会派を組み、夏の参院選の改選組は議員辞職した上で公認候補となる案が出ている。
≪「党名」で火種 参院選への新味欠く≫
代表間で3月中の新党結成に合意した民主党と維新の党は、維新が主張していた両党解党による新党実現を断念する一方、民主が党名変更を検討する苦肉の策で一致した。参院選に向け「新党」色を前面に打ち出す狙いだが、維新議員の多くは元民主で元の鞘(さや)に収まったとの印象は否めない。しかも、民主党内では党名変更への慎重論がくすぶり、維新内にはなお、「民主党」以外を主張する声もあり、火種は残っている。
民主党の細野豪志政調会長(44)は23日の記者会見で、各種世論調査で新党への期待感が高まっていない現実を前に「国民が喝采したり、支持率が抜きんでて高まるところまで大きく変わらない」と述べた。