「期待薄」の一因は新鮮味の欠如。維新の衆院議員21人のうち松野頼久代表ら10人は政権担当時代、消費増税などをめぐり民主を離党した経緯があるからだ。
党名変更への懸念も民主党から早速現れた。夏に改選を迎える民主党の小川敏夫参院幹事長(67)は23日の記者会見で、個人的な見解とした上で「党名変更の必要はない。民主党という党名が残るのも選択の一つだ」と強調。参院民主党の重鎮も党幹部に「党名変更は認められない」とクギを刺し、党内には参院選後の先送り論さえ浮上している。
一方、維新側は「政権時代の失政を象徴する民主党のままでは戦えない」(幹部)として、「民主党」存続に反発している。
その維新でも足並みの乱れが生じた。松野氏は24日の臨時執行役員会で合流の了承を得る算段だった。だが、両党解党を主張する旧結いの党出身の江田憲司前代表(59)は23日、松野氏との面会で「地方議員の声を聞くべきだ」と要求。松野氏も受け入れて24日の了承を見送るなど、今後も波乱は続きそうだ。(岡田浩明/SANKEI EXPRESS)