現在の国際金融市場のリスクは「4C」と呼ばれている。「中国(China)」「国際商品(Commodity)」「信用(Credit)」「消費(Consumtion)」である。原油など国際商品市況は中国バブルの崩壊が最大要因だし、信用もその裏返しである債務は中国で膨らんでいる。つまり、4Cのうち3つのCが中国発であり、世界経済最大のリスク発生源は中国ということになる。
黒田発言が援護射撃に
その中国の上海で26、27日に、日米欧や新興国などで構成される20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。議長国の中国は自国が危機の元凶呼ばわりされるのを嫌い、むしろ世界経済安定のために貢献していると強弁するだろう。
そんな北京の詭弁(きべん)に惑わされないために作成したのが、このグラフである。中国の実需を反映する鉄道貨物輸送量の減少にぴったりと連動して、石油、鉄鉱石など国際商品相場が急落を続けている。底が見えないという不安が世界の株式市場に伝播(でんぱ)している。