同市は、リニアは県内だけでなく紀伊半島全体にも波及効果があるとし、「リニア新駅は、ど真ん中駅、大和郡山へ」をキャッチコピーに掲げる。
続いて同月に生駒市が、10月に奈良市が誘致を表明。このうち奈良市は、用地取得の可能性が高いJR関西線平城山駅周辺の「郊外型」と、JR奈良駅や近鉄奈良、新大宮の両駅を含む「市街地型」の2案を誘致先に挙げた。担当者は「観光都市として実績がある奈良市が、まずリニアの窓口となり、県内の他の観光地への動線を引くことができる」とメリットを強調する。
最後の天理市は12月に名乗りを上げた。担当者は「JR東海が名古屋以西のルートを具体的に検討し、調査などが始まった段階で」と前置きしたうえで、誘致先にはJR桜井線櫟本(いちのもと)駅の東側にある櫟本地区を挙げた。同地区が西名阪自動車道や京奈和自動車道IC(インターチェンジ)に近い利点を強調している。
「西の品川駅」を目指す
このうち生駒市は今年8月、3市の機先を制する形で誘致に向けた具体的な構想を発表。記者会見した山下真市長は「西の品川駅を目指す」と発言した。