さらに市議は「(誘致予定地の大半を保有する)UR(都市再生機構)は計画に、どのような見解を持っているのか」。これにも市側は「今年4月から3回ほど接触したが、見解は聞いていない。具体的な話し合いは今後していきたい」とあっさり答えた。
記者会見で、あれほど具体的で壮大なものに見えた構想が、何だか“砂上の楼閣”のように思えてきた。
各市が誘致に名乗りを上げる状況を見ても分かる通り、リニアをめぐって県内はバラバラ。生駒市の「構想」も、具体性が乏しいのに他市への対抗心から出てきたのでは、と勘ぐりたくなる。しかしリニア誘致は奈良の大きなテーマ。こうした各市の思惑も含めて、注意深く見守っていきたい。