「誘致予定地の土地の面積は」「用地買収にかかる費用は」。いろいろ質問してみたが、「具体的なことはわからない」と一向に手応えがない。勇んで取材を始めたが、当面は生駒市に集中するしかなさそうだ。
見えてきた真相
その生駒市では8月21日、構想について話し合う市議会の都市建設委員会が開かれた。市の担当者は「品川駅は(周辺)開発によってすべての新幹線が止まるようになった」として、西の品川駅構想の意義を説明した。
これに対し市議の1人が、構想のパンフレットに書かれている内容について質問。誘致予定地を「車両基地ゾーン」「ビジネスゾーン」「エコライフゾーン」「先端技術ゾーン」「駅前商業ゾーン」に色分けしている部分があるが、「どのような根拠に基づくのか」と尋ねた。
これに対する市の担当者の答えは-。「あくまで未来の思い。具体的に考えて作ったものではない」。意外な回答に期待を裏切られたような気がした。