
言論テレビ放送4周年感謝の集いで話す稲田朋美防衛相=25日午後、東京都千代田区(山崎冬紘撮影)【拡大】
北朝鮮は今年に入って核実験を2回やりました。これまでも核実験をやってきましたが、3、4年(間隔を)空けてきました。ミサイルは21発日本の近海に着水させています。その技術はどんどん上がってきています。北朝鮮は先軍主義で、国民の生活ではなく、軍事に重きを置く政治のもとで、どんどん軍事費を使い、どんどん技術を上げているのです。
ミサイルはTELといって、可動式になっており、わかりにくいところから、わかりにくい時間帯に、いつでも、どこでも、選んだ時間に弾道ミサイルを発射できる技術をつけています。それから、潜水艦からもミサイルを発射できるようになりました。先日は3発の弾道ミサイルをほぼ同時に、ほぼ同じ場所に着水させました。日本の排他的経済水域に着水させています。潜水艦から撃てるというのは、兆候をなかなか見つけにくい。そうした国が日本海を隔てて、すぐそこにあるということ。日本の同胞を多数拉致し、帰そうともしない国です。核実験をし、ミサイルを発射し、そこを率いているのが30そこそこの若い指導者で、何をするか予測が不可能となっています。その国が日本のすぐそこにあるという現実を見据えた上で、日本を守るという防衛政策を立てていかなければいけません。
今回の概算要求で重点を置いているのは、弾道ミサイル防衛です。イージス艦から高い所で撃ち落とす。それから低い所でのPAC3。イージス艦を展開させ、ミサイルを撃ち落とす対応能力を向上させていくことが重要です。イージス艦の能力、PAC3の対処能力、これらを向上させていく。イージス艦も増やしていきます。