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低カロリーでも秋の味覚満載! キノコの炊き込みごはん

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低カロリーでも秋の味覚満載! キノコの炊き込みごはん

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キノコの炊き込みごはん弁当。※430kcal、塩分2.1グラム(1人分)  【牧野直子の健康ごはん】

 おいしいものがたくさん出回る秋は「食欲の秋」といわれ、うっかりすると太ってしまうこともあります。毎日、決まった時間に体重を計り、少し増え気味だったら、食事の量を見直しましょう。

 体重が増えるということは、大人の場合もちろん成長しないですし、筋力トレーニングなどで筋肉量を増やしたりしない限りは、体脂肪が増えていきます。そしてその原因は、消費するエネルギーより摂取するエネルギーが多いから。外食でカロリーコントロールするのはなかなか難しいので、弁当を持参するのも一つの手段ですね。

 そこで、秋の味覚満載で500kcal以下の低カロリーな弁当の出番です。主役のキノコの炊き込みごはんはカロリーが低くて、カサ増しになるキノコをたっぷり入れました。キノコはかみごたえもあるので、ゆっくり食べることを促し、満足感が得やすくなります。

 炊き込みごはんは塩分のない白飯と比べると、しょうゆなどで味つけされているため、塩分が多くなるので、合わせる主菜、副菜の味でバランスをとります。白飯には塩鮭や鮭の照り焼きでもよいのですが、炊き込みごはんなので今回は辛味がきき、風味豊かなゆずこしょうを味のアクセントにして塩分を抑えました。

 ブロッコリーは塩ゆでしただけ。ブロッコリーの甘味を味わいましょう。好みでごまやかつお節をふってもよいですね。そして彩りに加えた旬の果物はビタミンCが豊富な柿。ビタミンCは美容面だけでなく、風邪などのウイルスと戦う役割もあるので、冬に向かって抵抗力を維持・増進するのに欠かせません。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「料理と栄養の科学」(新星出版社)、「冷凍保存のきほん」(主婦の友社)。

 ≪キノコの炊き込みごはん≫

 ※270kcal、塩分1.4グラム(1人分)

 【材料】(4~6人分)

しめじ       1パック(100グラム、ざっとほぐす)

しいたけ      4枚(100グラム、軸を裂き、かさは薄切りにする)

鶏ひき肉      100グラム

しょうゆ・みりん  各大さじ2

米(2合)     洗ってざるに上げる

しょうが(1かけ) 千切り

だし汁       2カップ

塩         小さじ1/5

青のり       少々

 【作り方】

〔1〕炊飯器の内がまに米、だし、塩を入れてさっと混ぜる。しょうゆとみりんにつけた鶏ひき肉を広げて、しめじ、しいたけ、しょうがをのせて、普通に炊く。

〔2〕全体を混ぜてから1/5量を弁当箱に入れ、青のりをふる。

 【ワンポイント】

☆キノコはまいたけやエリンギなどでもよい。

☆残ったごはんは1食分ずつラップに包んで冷凍しておくとよい。

 ≪鮭のゆずこしょう焼≫

 ※110kcal、塩分0.3グラム(1人分)

 【材料】(1人分)

生鮭(1切れ)    食べやすく切る

A(ゆずこしょう   小さじ1/4、酒 小さじ2)

 【作り方】

鮭にAをなじませ、グリルで焼く。

 【ワンポイント】

☆鮭はサワラ、ブリ、アジでもよい。

☆前夜から鮭に下味をつけておけば、朝は焼くだけで時短になる。

 ≪ゆでブロッコリー≫

 ※20kcal、塩分0.4グラム(1人分)

 【材料】(1人分)

ブロッコリー  4房

塩       少々

 【作り方】

塩をふってラップでくるみ、レンジで30秒くらい加熱し、蒸らす

 ≪柿≫    1/4個

 ※30kcal、塩分0グラム(1人分)

 食べやすく切る。

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