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悪玉コレステロール減らす効果期待 ブリの回鍋肉風

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悪玉コレステロール減らす効果期待 ブリの回鍋肉風

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ブリの回鍋肉(ホイコーロー)風。※305kcal、塩分1.8グラム(1人分)  冬はブリやサワラ、サバなどの魚がおいしくなる季節です。刺し身や塩焼き、照り焼き、煮魚などでいただくことがほとんどで、それ以外にこれらの魚を使った料理のレパートリーはあまり多くないようです。また、魚料理だとボリューム感がない、野菜と組み合わせにくいなどの悩みをよく聞きます。

 そこでおすすめなのがこの回鍋肉(ホイコーロー)風です。豚肉の代わりにブリを使いましたが、サワラやサバ、カジキなどでもOKです。肉に比べると、身崩れしやすいので、小麦粉をまぶして周囲を焼きつけてから野菜と炒め合わせるのがコツです。

 ブリは良質なタンパク質源で、脂質にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸が豊富です。DHAもEPAもLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあります。さらに、脂質異常症(高コレステロール、高中性脂肪など)の予防、改善に働きます。

 またDHAは脳の機能を高める働きもあるので、脳を活性化したい受験生や脳の発育が著しい乳幼児、さらに脳の老化予防にも欠かせません。離乳食では1歳前後くらいから、ゆでたり、焼いたブリを食べられます。回鍋肉風は幼児も食べられますが、辛いので、豆板醤をぬいて作るとよいでしょう。

 その他、ブリには、口内炎や吹き出物の予防改善に働く、ビタミンB2やB6が多く含まれます。

 最近はコラーゲンを飼料に入れて育てられたコラーゲンブリやオリーブの葉を飼料に混ぜて育ったオリーブブリなどが見かけられます。いろいろな料理で試してみてはいかがでしょう。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「料理と栄養の科学」(新星出版社)、「冷凍保存のきほん」(主婦の友社)。

 ≪ブリの回鍋肉風≫

 ※305kcal、塩分1.8グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ブリ    2切れ(160グラム、サイコロ状に切る)

キャベツ  1/8個(一口大)

ピーマン  1個(一口大)

ねぎ    1/2本(1センチ幅の斜め切り)

豆板醤   小さじ1/2

みそ    小さじ2

砂糖    小さじ1/2

水     1/2カップ

A(酒 大さじ1、しょうゆ 大さじ1/2)

サラダ油  大さじ1

 【作り方】

〔1〕サラダ油の半量を熱し、ブリをさっと炒めてとりだす。

〔2〕残りの油を加え、豆板醤、みそ、砂糖を入れて弱火で炒める。ふつふつしてきたら水を加えてのばす。

〔3〕強火にして煮立ったら、野菜を入れて1分くらい炒める。Aを入れてさらに2分くらい炒め、キャベツがしんなりしたら〔1〕のブリをもどして手早く炒め合わせる。

 【ワンポイント】

☆甜麺醤(テンメンジャン)がある場合は、みそ、砂糖に代えて小さじ2を使うとよい。

☆辛味が苦手な場合は、豆板醤を入れなくても可。

 ≪春雨とニラのスープ≫

 ※29kcal、塩分1.6グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ニラ       1/4束(ざく切り)

春雨       10グラム(もどして食べやすく切る)

しいたけ     2枚(薄切り)

水        1と1/2カップ

鶏がらスープの素 小さじ2

塩、こしょう   各少々

 【作り方】

水、鶏がらスープの素、しいたけを鍋に入れて火にかける。煮立ったら春雨を加え、春雨がやわらかくなったらさらにニラを加えて、塩、こしょうで味を調える。

 【ワンポイント】

☆しいたけはえのきやしめじでもよい。

☆溶き卵を加えてかき玉スープにしてもよい。

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