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食物繊維豊富、だし取ったあとも使おう 豚ヒレ肉のソテー 塩昆布ソース他

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食物繊維豊富、だし取ったあとも使おう 豚ヒレ肉のソテー 塩昆布ソース他

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豚ヒレ肉のソテー_塩昆布ソース。※186kcal、塩分1.2グラム(1人分)  【牧野直子の健康ごはん】

 ごはんのお供、おにぎりの具、野菜と和(あ)えるなど、オールマイティーに活躍する市販の塩昆布は、わが家の常備品です。昆布を細切りにし、しょうゆや酒、砂糖、みりん、酢、水などを加えて弱火でじっくり汁けがなくなるまで煮たもので、手作りもできます。

 昆布はだしを取るときに欠かせませんが、そのうま味はグルタミン酸です。昆布だしはそれだけでもうま味がありますが、さらにかつお節を加えて取っただしは、かつお節のうま味であるイノシン酸が加わり、それぞれのうま味を引き出し合い、相乗効果でよりおいしくなります。

 そのイノシン酸は動物性の食品に含まれるうま味。今回は豚肉の下味に塩昆布を使いました。塩昆布の塩けと甘味やグルタミン酸、豚肉のイノシン酸の相乗効果で、よりうま味のある一品に仕上がります。市販の塩昆布の塩分は20%前後(100グラム中に食塩が20グラム入っている)なので、肉や魚の下味として使うなら、肉や魚100グラムに対して塩昆布5グラムくらいが目安になります。

 昆布そのものは低カロリーで食物繊維が豊富。また、鉄やカルシウムなどのミネラルも豊富なので、だしを取ったあとの昆布を捨ててしまうのは、非常にもったいないことです。

 昆布を広げ、薄切りの豚肉や牛肉をのせ、くるくると巻いてかんぴょうで結び、甘辛味で煮る昆布巻き、細切りや小さ目に切って、みそ汁や野菜の煮物に加えるなど、使いこなしたいものですね。(管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「料理と栄養の科学」(新星出版社)、「冷凍保存のきほん」(主婦の友社)。

 ≪豚ヒレ肉のソテー 塩昆布ソース≫

 ※186kcal、塩分1.2グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

豚ヒレ肉  200グラム(厚さ1センチに切って、麺棒でたたいてのばす)

塩昆布   10グラム

酒     大さじ1

キャベツ  80グラム(ざく切り)

サラダ油  大さじ1

水     大さじ4

 【作り方】(2人分)

〔1〕ポリ袋に豚ヒレ肉、塩昆布、酒を入れ、まんべんなくなじませ、30分くらい冷蔵庫に入れる。

〔2〕〔1〕の豚ヒレ肉の塩昆布をぬぐって取り出し、サラダ油を熱し、中火で皮側から焼き、厚みの半分が白っぽくなったら返してさらに焼く。空いているところにキャベツを入れ、蓋をして弱火で3分くらい蒸し焼きにする。火が通ったら、キャベツとともに皿に盛る。

〔3〕ぬぐった昆布をフライパンに入れ、水大さじ4を加えて少し煮詰め、豚肉にかける。

 【ワンポイント】

☆豚ヒレ肉を鶏むね肉やサケ、かじきなどにしてもよい。

☆キャベツにもやし、ピーマンなどを加えてもよい。

 ≪豆腐と水菜の塩昆布サラダ≫

 ※112kcal、塩分0.6グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

木綿豆腐    1/2丁(軽く水切りをする)

水菜      1株(ざく切りにする)

ミニトマト   6個(半分に切る)

塩昆布     6グラム

EXオリーブ油 小さじ2

 【作り方】

豆腐を粗くちぎり、水菜、ミニトマト、塩昆布と盛り合わせる。オリーブ油をかけ、食べるときに全体を和える。

 【ワンポイント】

☆水菜は貝割菜でもよい。

☆オリーブ油はごま油に代えてもよい。

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