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卵も野菜も 夏のおかずにぴったり フーイリチー(麩の炒め物)他

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卵も野菜も 夏のおかずにぴったり フーイリチー(麩の炒め物)他

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フーイリチー(麩の炒め物)。※204kcal、塩分1.2グラム(1人分)  【牧野直子の健康ごはん】

 フーイリチーは沖縄の麩と野菜の炒め物。炒め物といえば「チャンプルー」というのでは?と調べたところ、諸説いろいろあります。豆腐が入る炒め物は「チャンプルー」と言い、そうでない炒め物は「イリチー」という説。また「チャンプルー」は炒め物、「イリチー」は炒め煮という説明のものもありました。イリチーは材料を細く切る、ともありました。

 私が沖縄料理のレシピの参考にしている本(「安田ゆう子の沖縄料理」那覇出版)では「フーイリチャー」で紹介されており、豆腐は使われておらず、確かに野菜は細切りでした。

 麩は地方によって特色があり、形状や大きさが違います。沖縄にはチャンプルー麩という車麩があります。一般的な車麩に比べるとふんわりとした食感です。筒型の直径7~8センチ、長さ30センチくらいの棒状で売られていて、切って戻して使います。今回は食感が軟らかく、手に入りやすい小町麩で代用しました。

 作り方のポイントは戻した麩に卵液をしっかり含ませ、焼きつけるところです。淡泊な麩に卵のうま味が加わり、焼くことで香ばしくなり、食感もしっかりします。卵の動物性タンパク質と野菜がしっかりとれる副菜を兼ねた1品なので、ごはんや夏場はそうめんのおかずにもいいですね。

 副菜のゴーヤのサラダは、苦みが苦手な人に食べやすいよう、塩を加えた湯でゆでて、苦みをゆでこぼします。苦みが好きな人は、生で薄切りにしたものを塩もみして水気を絞るだけでもOKです。ゴーヤはビタミンCや食物繊維、カリウムが豊富で、苦みのモモルディシンには食欲増進作用があります。今がまさに旬。サラダ、あえ物、チャンプルー、天ぷらなどで楽しみましょう。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「冷凍保存のきほん」(主婦の友社)、「はじめてのシニアの健康スムージー」(家の光協会)。

 ≪フーイリチー(麩の炒め物)≫

 ※204kcal、塩分1.2グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

焼き麩(小町麩)  20グラム

A(卵 1個、塩 ひとつまみ、こしょう 少々)

ニンジン      20グラム(千切り)

ニラ        15グラム(2~3センチの長さ)

モヤシ       150グラム(根を取る)

ツナ(オイル缶)  小1/2缶(汁けを軽く切る)

サラダ油      大さじ1

塩         ひとつまみ

こしょう      少々

しょうゆ      小さじ1/2

 【作り方】

〔1〕戻した麩の水気をよく絞って、Aにつけて十分に吸わせる。

〔2〕サラダ油の半量を熱し、〔1〕を香ばしく焼き色がつくように炒めて取り出す。

〔3〕残りの油を熱し、ニンジン、モヤシ、ツナ、ニラの順に炒めて、塩、こしょうする。〔2〕を戻してさっと炒め、しょうゆを回し入れて、さっと混ぜて味を調える。

 【ワンポイント】

☆チャンプルー麩の場合も分量、作り方は変わらない。

☆ツナを豚ばら肉やポークランチョンミートにしてもよい。

 ≪ゴーヤのサラダ≫

 ※68kcal、塩分0.7グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ゴーヤ      1/2本(縦半分に切ってわたをとり、薄切りにする)

塩(下ゆで用)  小さじ1/2

タマネギ     1/4個(薄切りにし水にさらす)

A(マヨネーズ 大さじ1、かつお節 小1パック、砂糖 ひとつまみ、しょうゆ 小さじ1)

 【作り方】

〔1〕熱湯に塩を加え、ゴーヤを2分くらいゆでてざるにあげる。冷水に取って水気をよく絞る。

〔2〕Aを合わせ、〔1〕、タマネギを加えてあえる。

 【ワンポイント】

☆タマネギは入れなくてもよい。

☆ゴーヤは薄くしすぎると、クタクタになってしまうので、厚めに切る。

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