
テスラのロゴマーク=7月14日、チューリヒ(ロイター)【拡大】
米電気自動車メーカーのテスラ・モーターズが3日発表した2016年4~6月期決算は最終損益が2億9318万ドル(約297億円)の赤字となり、赤字額が前年同期の1億8422万ドルから拡大した。最終損失を計上したのは13四半期連続。
米国での基本価格を3万5千ドルに抑え、来年終盤に量産を始めるセダン「モデル3」の開発に伴って研究開発費が膨らんだのが響いた。
売上高は前年同期比33%増の12億7001万ドル。新車の納車台数が2870台増の1万4402台となり、昨年秋に納車が始まったスポーツタイプ多目的車(SUV)の「モデルX」が上乗せされたのが寄与した。(共同)