「電気自動車」普及スピードアップ 航続距離向上、インフラ整備も進む (2/3ページ)

2016.4.2 17:03

急速充電器で充電中の日産自動車の電気自動車「リーフ」最新モデル=横浜市の日産自動車本社
急速充電器で充電中の日産自動車の電気自動車「リーフ」最新モデル=横浜市の日産自動車本社【拡大】

 カタログ値の航続距離は200キロ。実際に走れる距離は状況にもよるが、150キロ前後だ。「高速道路のサービスエリアには充電器があるし、街中ではカーナビゲーションですぐに見つかるので、全く不自由は感じない」と杉本さん。

 280キロ

 日産がリーフを発売したのは22年12月。これまで国内で5万7千台、世界で20万台を販売した。昨年12月の改良で、上級モデルはカタログ値の航続距離が280キロに延びた。マーケティング・ダイレクターの井上幸彦さんは「バッテリーを大容量化しつつ、コンパクトにする技術が大きく進んだ。大半の人が1日に乗る距離はカバーできる」と強調する。

 国内メーカーでは、三菱自動車も軽自動車のEVを販売しているほか、独BMWなど海外メーカーのEVもある。次世代自動車振興センターの調べでは、国内の電気自動車の保有台数は、27年3月末時点で約7万700台と右肩上がりだ。

FCV「ミライ」は、注文が殺到し納車まで数年待ちの状況

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。