台風直撃で投票日大荒れ 気象庁「早めの投票を」異例の呼びかけ (1/2ページ)

台風と秋雨前線で大荒れの太平洋=10日、宮崎県日南市の日南海岸(撮影・山下香)
台風と秋雨前線で大荒れの太平洋=10日、宮崎県日南市の日南海岸(撮影・山下香)【拡大】

 衆院選投開票日の22日は台風21号の接近で九州から関東にかけての太平洋側を中心に大雨が降る可能性があるとの見通しを気象庁が20日、明らかにした。同庁は「事前に投票を」と期日前投票を行うよう異例の呼びかけに乗り出した。大雨で投票率が下がる可能性があり、繰り上げ投票実施を決めた選挙管理委員会も全国で相次いでいる。

 気象庁によると超大型で強い台風21号は22日に沖縄の東沖を北上、23日に本州南岸に上陸する見込み。上陸前から前線が活発化し、九州で21日朝から、四国、近畿、東海、関東甲信では22日未明から大雨となる恐れがある。暴風は九州で22日未明から、その他は22日午後から警戒が必要としている。

 台風21号は進路上の海域で平年より水温が1、2度高く、22日午前9時には最大風速44メートル以上の「非常に強い」勢力に成長する予想。20日午後3時現在、風速15メートル以上の強風域が半径800キロ以上の「超大型」の大きさに成長した。

 風雨は22日夜半にかけて強まる。気象庁の松本積主任予報官は「できれば事前に投票を済ませた方が安全。当日は安全に投票できるか、その時、その場の状況をよく見て判断してもらいたい」と呼びかけた。