NEC海底ケーブル、技術力裏付け 「需要は必ず復活する」 (2/8ページ)

2013.1.1 07:00

海底通信ケーブルの世界市場

海底通信ケーブルの世界市場【拡大】

 原田はこの海底ケーブル敷設事業にNECが参入して以来、30年以上にわたってかかわってきた。その間には、どん底ともいえる苦難の歴史もあった。

 「必ず戻ってこられるようにするから…」。海洋光ネットワーク事業部(当時)の事業部長代理だった原田が、泣く泣く部下に配置転換を告げたのは2002年ごろだった。

 この事業部は発注先が通信会社に限られ、他の部門に比べ深い専門知識が要求されるなど特殊な分野ということもあって異動は少なかった。その分、100人程度の事業部員は家族のような存在。その一員に異動を告げるのは酷な役回りだ。

 リストラを迫られたのは、米国のITバブル崩壊が原因。別名、ネットバブルとも称されたように、インターネットの普及に伴い米国でネットベンチャーが雨後のたけのこのように生まれ株式を公開。1999年から2000年にかけて株価が異常な高騰ぶりを示した。

 だが、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げや01年の9・11米中枢同時テロなども重なって、バブルはあっけなく崩壊した。

バブル崩壊とともにプロジェクトは激減

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