NEC海底ケーブル、技術力裏付け 「需要は必ず復活する」 (4/8ページ)

2013.1.1 07:00

海底通信ケーブルの世界市場

海底通信ケーブルの世界市場【拡大】

 事業部員も「(専門知識や技術を持つなど)どうしても外せない要員を除き、極限まで絞って」3分の1に減らし、事業部も開発から営業まで一体化した「海洋プロジェクト統括部」に変更、いわば格下げとなった。

 「需要は戻る」事業縮小の中、周到な準備

 だが、原田はあきらめなかった。こう考えたのだ。

 「アジアの経済成長が続けばネット人口は増え続ける。データ通信量も伸びるから、海底ケーブル需要は必ず復活する」。原田の考えに経営陣も同意し、当面は事業継続となった。

 復活を確信したのは、単に需要の読みだけではない。原田の自信には「NECだけが持っている技術」という裏付けがあった。

 世界で3社のみ

 海底ケーブル事業はケーブルだけでなく、途中のデータ減衰を防ぐ40~100キロごとの中継器、陸上の基地局などからなる総合システム。例えば、日本と米国を結ぶ場合、ケーブルの総延長は9000キロ以上に及び、深さ8000メートルという日本海溝の深海にケーブルをはわせる必要がある。

「NECを呼ぶことになるから、受注に向けた交渉の準備を進めておいてほしい」

  • KDDIとNEC、海底ケーブル敷設作業公開 東南アジアと高速通信
  • NEC新技術開発、不鮮明映像くっきり 犯罪の未然防止にも
  • NEC、持ち運び可能なDNA解析装置 特定時間25分を目指す
  • NEC、顔認証で顧客動向分析 ビッグデータ事業強化
  • シャープなど「重複上場」解消 メリット薄く…東証へ一極集中

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!